縁の下の力持ち
- 直人 榎

- 10月3日
- 読了時間: 3分
どうも!榎です!
本日はマジシャンにとって縁の下の力持ち、クロースアップマットをご紹介します。

クロースアップマットとは主にテーブルマジック中に使用するマジック用のマットです。
「マットなんて、ただの布でしょ?」
そう思っているとしたら、それは大きな間違いです。このマットこそが、マジックの質、練習効率、そしてあなたのマジックを観ているお客様の体験を劇的に向上させる「小さなステージ」となります。
・滑り知らず!スムーズな動作で技術が安定する
ツルツルしたテーブルの上ではカードを広げるテクニックが難しくなってしまいます。マットは適度な摩擦とクッション性を持っていますので安定してカードを広げる事ができます。カードがマットに吸い付き、滑るように美しく広がるようになります。
・コインやカードの「拾いやすさ」が変わる
さらに、マットはほんの少しだけ沈み込むように作られています。コインやカードの角がテーブルに密着しすぎるのを防ぎ、指先が道具の下に入りやすくなるため、拾い上げる動作が格段に楽になります。この小さな差が、演技中の「焦り」や「ミス」を防ぎ、スムーズな演技やテクニックを生み出します。
・観客の気持ちが前のめりに!
マジックにおいて、「雰囲気づくり」は技術と同じくらい重要です。テーブルにマットを広げた瞬間、そこはもう「特別な空間=マジックの舞台」へと変わります。「これからすごいことが始まるぞ」という期待感で観客の気持ちや姿勢は前のめりになります。このプロフェッショナルのような見た目と空気感の演出こそが、マジックを行う上での強力な武器にもなるのです。
このようにクロースアップマットはマジックをする上で非常にたくさんの恩恵をもたらしてくれます。
ただし安いマットには粗悪なものもございますので以下の点には注意してください。
・裏に滑り止めの素材や機能が施されているか
└マット自体が滑ってしまっては本来の機能を全く果たしませんので一番大事な部分です。
・適度な厚みやクッション性があるか
└安いものだとペラペラでそれこそただの布のようなものもあったりします。
・表面の生地はシワになりづらいか
└粗悪なものだとすぐシワになったりほつれたりしてしまいますので注意が必要です。
サイズは大体30cm×40cmだと持ち運びもしやすく使い勝手も良いと思います。
披露する時だけでなく、家にあるだけでも練習の質を高め、モチベーションが上がりますのでマットを手に入れてワンランク上のマジシャンを目指しましょう!
それではまた!



















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